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◆日経はダウとの乖離が吉と出るか凶と出るか

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 28,405.52 -590.40
TOPIX 1,928.58 -42.90
マザーズ 1,163.86 -38.75
NYダウ 32,420.06 -3.09
ナスダック総合 12,961.89 -265.81
S&P500指数 3,889.14 -21.38

きのうの米国市場は3指数揃って下落、特にハイテク株の売りが強く、
ダウは取引中盤はプラス推移から取引終了にかけて値を消す展開でしたが、
ナスダックは序盤から下げ幅を拡大し、前日比で▲2.01%の下げとなって
います。

ハイテクビッグ5のGAFAMは全銘柄が▲0.4%~▲2.9%の下げとなっている
ほか、テスラの下落が▲4.8%と大きなものとなっています。

(主要指数とテスラ株の推移)

テスラは直近1年前から770%の上昇を見せており、ダウ、ナスダックなど
主要指数と比較するとその上昇っぷりが際立っているのが分かります。

同社株は1月に880ドル付けたところから24日終値の630ドルまで約▲30%の
下落となっています。

手前でそれだけ上昇していた分の掃き出しと考えればそうかもしれませんが、
トヨタを上回る時価総額にまでなった同社株は他のセクターのトップ企業
と比較しても数千億ドル高い状態にあります。

(テスラと他セクタートップ企業の時価総額)

アークインベストメントのキャシーウッド氏は2025年までにテスラ株は
3000ドルに達すると予想しており、テスラは昨年12月にS&P500にも採用
され、指数ウェイトで言うと採用当時で1.7%程度あることから、一定程度
S&P500にも影響を及ぼします。

そのためGAFAMもそうですが、合わせて同社株の復調が今のグロース株の
下げ止まりのサインのベンチマークとしてチェックしています。

 

◆日経はダウとの乖離が吉と出るか凶と出るか

きのう24日までで日経平均株価は4日続落となり、下げ幅は19日の終値30216円
から1800円安となり、率にすると▲6%の下落となりました。

テクニカル的には日経平均株価は75日線まで下がり、目先はここでの攻防
となります。


75日線を割り込むと次の下値はキリの良い28000円あたり。
「普通に考えると」このあたりが目先の底値だとみています。

 

これまでマイナス材料を無視して上昇してきた株式市場は、コロナの変異種、
バイデン政権による強力な財政出動を補填するための財源確保、増税懸念
などに目が向かい、マイナス材料に過敏な地合いとなっています。

 

ただどれも今に始まったものではなく、新味に欠けるマイナス材料であり、
メディアがあれこれ理由付けに下落の材料として使われているようにしか
聞こえません。
単に需給で下げたと捉えています。

 

では「普通に考えなかった場合」、、、

ここからは仮のお話ですが、ネガティブな要因として欧州で感染拡大の
要因とされているコロナの変異種が米国でも拡がりをみせ、
「すでにワクチンを接種した人でさえも変異種に感染してしまった」
というような事例が出てくれば、ダウは75日線(31100ドルあたり)まで
下落することが想定されます。

 

今回、日銀のETF買い入れ変更もあり、ダウはもとよりTOPIXなど
国内指数と比較しても先に日経平均株価は75日線まで落ちましたが、
ダウがそこまで下がるとなると今の水準から5%程度の下げとなります。

同じく米国株が下がれば日経平均株価も下がりますので、24日の
終値28405円から同程度▲5%下落となった場合、26984.75円と27000円割れ
となります。

最悪下げた場合、ここらがとりあえずの下値目処とみています。

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