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◆エヌビディアがインテルに宣戦布告

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 29,538.73 -229.33
TOPIX 1,954.59 -4.88
マザーズ 1,215.97 -28.42
NYダウ 33,745.40 -55.20
ナスダック総合 13,850.00 -50.18
S&P500指数 4127.99 -0.02

週明けの米国市場は小反落となりました。
ダウ、S&P500ともに足元で史上最高値を更新していたこともあって、
昨日は利益確定売りが出る場面もみられ、ダウは終日マイナス圏での
取引となりました。

 

ただ、決算への期待もあり下がったところは買われる動きもみられ、
しっかりとした動きは変わりありません。

個別ではGPU(画像処理半導体)大手のエヌビディアが第1四半期(2-4月)
の売上高が新型コロナウイルス感染拡大の影響で販売が急増、また同社が
のデータセンター向けの人工知能(AI)チップも好調で従来予想の53億ドル
から上振れるとの見通しを示しました。

 

◆エヌビディアがインテルに宣戦布告

加えてサーバー向けCPU(中央演算処理装置)の製造に乗り出す計画を発表、
エヌビディアはソフトバンクグループから買収することで合意している
英アームの技術を利用し、データセンターのサーバー向けCPUで現在大手の
インテルに勝負を挑むことになります。

エヌビディアと言えば、ゲームのGPU(画像処理装置)のイメージが強い
ですが、今回の発表で、独自CPUを開発することで初めてインテル、AMD
(アドバンストマイクロデバイセズ)と直接対決することになりますが、
インテルの世界における半導体の市場シェアは約15%です。

(インテルの半導体における市場シェア)

次いで、サムスン、SKハイニックスと続きますが、この牙城に切り込もうと
するわけですから、ある程度勝算がないとできないことです。

半導体は足元ではコロナ禍で供給不足に陥り、ルネサスエレクトロニクスの
茨城工場での火災などもあって、さらに供給に懸念が出ており、火災前の
出荷量に戻るには6月下旬以降とされています。

エヌビディアのコレット・クレス最高財務責任者(CFO)は、「今年は概ね、
需要が引き続き供給を上回ると見込んでいる」とコメントしており、5Gを
はじめAI、自動運転など幅広い分野で今後も需要が旺盛であることは
間違いありません。

 

国内ではきのう3月の工作機械受注の速報が発表されました。

(工作機械受注)

2月に引き続き、好不況の節目となる内外需合計で1000億円を超えて、
1278億円となり、前年同月比で+65.0%増となり外需は5カ月連続での
プラスとなりました。

 

中国を中心に電気自動車(EV)をはじめ、パソコンやタブレット端末、
スマートフォンの増産が続いており、これらの製品や半導体製造装置に
使われる工作機械の受注が伸びています。

国内ではワクチン接種がようやく65歳以上の高齢者を対象にスタートと
なりましたが、世界、先進国で見れば非常に後れを取っていることに加えて
足元でコロナの感染拡大が懸念されていますが、巣篭もりが奏功し、内需でも
前年比18.7%増の406億4700万円と好調な伸びを示しています。

 

◆安川は失望売り

決算発表前哨戦となった安川電機ですが、決算発表後きのうは▲7%超の
下落となってしまいました。

決算と同時に発表した、22年2月期を最終年度とする中期経営計画の見直して
従来は22年2月期に売上高5400億円、営業利益700億円を目標としていたところを
計画を1年延長して23年2月期に売上高4700億円、営業利益610億円を目指すとし、
事実上の計画の下方修正を発表したことが嫌気された格好です。

 

目先の日本企業にとっても今期の見通しについては回復というキーワードが
先行し、期待値が高まっているだけに決算内容が市場の期待通り、または
下振れた場合売られる材料とされかねません。
相当なサプライズがなければさらに上値を買っていけるような展開は難しく
なるかもしれません。

 

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