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◆ビットコインの弱気相場が株式市場に与える影響

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 29,685.37 +2.00
TOPIX 1,956.56 -4.31
マザーズ 1,257.16 +6.69
NYダウ 34,077.63 -123.04
ナスダック総合 13,914.76 -137.58
S&P500指数 4,163.28 -22.19

週明けの米国市場は反落となりました。
特にハイテク株を中心に売られる展開で、テスラ車が自動運転中に
交通事故を起こしたことなどが嫌気され同社株は▲3.4%の下落、
ツイッターやフェイスブックなどのSNS、インテルなどの半導体
が下落。

 

きのう第1四半期決算を迎えたユナイテッド航空は燃料コストの高騰で
史上予想よりも大幅な赤字となったことで、ダウ採用の航空機大手
ボーイングにもネガティブにはたらき下落となり、幅広い銘柄が売られる
展開となりました。

またWHO(世界保健機関)が19日に「先週の世界のコロナ感染者数が520万件
に上り、パンデミック宣言以来最悪になった」とコメントしたことも相場の
重石となりました。

◆ビットコインの弱気相場が株式市場に与える影響

足元でビットコインが下落をしています。

(ビットコイン/円)

クロス円で一時690万円まで上昇したビットコインですが、そこから10%以上の
下落となり、1BTC=600万円前後で推移しています。

 

先日米国の仮想通貨取引所のコインベースが上場となりましたが、同社は
上場後、初値を割り込む下落となったことがビットコイン自体にもいったんの
材料出尽くしとなり売りが出た可能性があります。

そして、今回テスラ株の交通事故が悪材料視されて下落となりましたが、テスラ
の下げはこれだけではなく、足元のビットコインの下落も下げに拍車をかけた
ものと思われます。

 

ことしの2月にテスラのイーロンマスクが15億ドル相当のビットコインを
購入し、テスラ車の購入にもビットコインが使えるようにしたことを
発表しました。

それからというわけではありませんが、ビットコインとテスラ株には
強い相関がみられます。

(ビットコインとテスラ株の週足チャート)

足元で弱気相場となっているビットコインですが、この下落が続く
ようなことになれば、ビットコインを保有しているテスラには逆資産
効果となり、同社株にも売りが波及する可能性があります。

 

また、以前もお伝えしましたがテスラは昨年12月にS&P500に採用
されたこともあって、同社株の下落が指数の押し下げにも寄与し、
相場全体の重石となる可能性もあるため、看過しておいた方が
良いとみています。

 

本日の日本株は米国市場が下げて帰ってきたため、売りが強まる
一日になるとみています。
日米ともに決算発表ラッシュにさしかかる局面ですし、国内では
感染者数の増加が懸念されていますので薄商いの中で終日弱い
展開になると思われます。

 

テクニカル的には75日線をサポートに株価が維持できればさほど
問題はありませんが割り込んでくると下方向への圧力が高まる
ため注意が必要です。

 

打破する糸口の一つとしては緊急事態宣言の発出です。
これが出れば初期反応では景気回復の遅れからネガティブ要因
としてはたらくかもしれませんが、徐々にセンチメントが感染拡大
の抑制につながるとの見方へ変わってくることでプラス材料として
捉えられてきます。

 

ただ5月は下げやすい相場つきですので、あまり大きなロットで取り組まず
下落してもいいようなポジションで取り組んでいきます。

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を
負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でなさるように
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