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◆米国株反発、日本株の目先戻りは28500円

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 27,448.01 -699.50
TOPIX 1,849.04 -28.91
マザーズ 1,065.38 -30.47
NYダウ 34,021.45 +433.79
ナスダック総合 13,124.99 +93.31
S&P500指数 4,112.50 +49.46

きのうの米国市場は4日ぶり反発となりました。
米国時間の朝方労働統計局から発表された4月の米卸売物価指数(PPI)は
前年同月比6.2%の上昇と市場予想(5.8%)を上回り、価格変動の激しい
食品とエネルギーを除くコア指数においても4.6%とこちらも事前予想を
上回る結果となりました。

(卸売物価指数・前年同月比)

 

今回の伸びは2010年の統計改訂以来の大幅な伸びとなりましたが、きのうの
マーケットの反応は「インフレ加速は一時的」との見方が強まり、金利上昇が
一服、米長期金利は1.65%まで下げたことで米国株が買い直される動きが
終日みられました。

また同時間に発表された5月8日の週の新規失業保険申請件数は47.3万人となり、
予想以上に改善したことから雇用市場を巡る懸念が後退したことなども追い風と
なりました。

 

今月頭に発表された4月の非農業部門雇用者数の伸びが約100万人の増加に対して
26.6万人と大きく下振れたことが今後の労働市場に暗雲が立ち込めていただけに
失業保険申請件数の減少は素直にポジティブに捉えられました。

(週間の新規失業保険申請件数)

今回発表の卸売物価指数の中身を見てもやはり昨年大きく落ち込んだエネルギー価格の
上昇で前年同月比でみれば47.7%の伸びとなっており、資源価格の回復が指数全体を
押し上げており、その他の商品の伸びはさほど目立って上昇しているものはほとんどなく、
経済の正常化が進めばこの物価上昇は落ち着きをみせてくるとみています。

 

きのうまでで日経平均株価は11日-900円、12日-450円、13日-700円と3日間で
2000円以上下げており、本日は米国市場が反発して帰ってきたことを受けて日本株
も大きく反発するとみています。

 

ただ、きのう国内の街角景気を測る4月の景気ウォッチャー調査が公表されましたが、
先行き判断DIが41,7と事前予想の43.5を下回る結果となっており、メディアでも
取り上げられているように先進国の中でもワクチン接種が進まない、しかしながら
3度にわたる緊急事態宣言の発出、そして延長と他国と比べるとコロナウイルスとの
戦いに苦戦している状況となっていることから景気の先行きに対して自信が持てない
状況となっていることは相場の重石となります。

(景気ウォッチャー調査と日経平均株価の推移)

 

米国のコンファレンスボード(消費者信頼感指数)と似ていますが、株価との
相関性が高いのが特徴で、ワクチン接種が効率的に実施されるようになれば経済
再開の期待からこの指数も上昇していく可能性は十分にあります。

そのときが海外勢においても日本株に対する投資姿勢が変わり、再び日経平均30000円を
ターゲットにしていく展開になるものとみています。

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
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負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるように
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