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◆東京、大阪でワクチンの大規模接種はじまる

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 28,084.47 +636.46
TOPIX 1,883.42 +34.38
マザーズ 1,084.54 +19.16
NYダウ 34,382.13 +360.68
ナスダック総合 13,429.98 +304.99
S&P500指数 4,173.85 +61.35
その他のマーケット:https://sekai-kabuka.com/

先週末の米国市場は3指数揃って続伸となりました。

週末に発表された4月の小売売上高は6199万ドル(約68兆円)と、過去
最高を記録しましたが、前月比の伸びでは+0.02%と事前予想の+1.0%を
下回る結果となったことを受けてインフレ懸念が後退、米長期金利が
低下しました。

(小売売上高とS&P500指数の推移)

これを受けて、金利に敏感な主要ハイテク、半導体株が買われナスダック
は2.3%の上昇、半導体指数(SOX)は3.02%の上昇となりました。

またその後に発表された消費者心理を表す5月のミシガン大学消費者態度指数
も82.8と前の月の速報値86.5から低下したことも株式にはプラスにはたらき
ました。

(ミシガン大学消費者態度指数とS&P500指数の推移)

ミシガン大学のレポートではインフレ率の上昇により消費者態度が下落した
とされていますが、この判断は難しいところです。

グラフをみると、S&P500指数とミシガン大学消費者態度はパラレルに動く
性質があり、これが低下し続けるようであれば消費にマイナスということを
示しますので、将来的な株価の重石となる可能性があります。

 

一方で、今回の82.8という数字はコロナ前と比較をすると100以上あったところ
から回復はまだまだ途上であり、一時的な低下とみることもできます。

コロナ前と比べると消費者態度にスラック(緩み)がまだあると捉えれば
米国でワクチン接種がさらに進み、雇用の回復、そして賃金の上昇と波及して
いけば、GDP2000兆円の米国の約7割を占める個人消費にもプラスにはたらく
可能性もあります。

しばらくここは経過観察が必要とみています。

◆東京、大阪でワクチンの大規模接種はじまる

さて日本ではいよいよというか漸くというか東京と大阪での大規模ワクチン
接種の予約が本日11時ごろより開始されます。

東京では本日より3回に分けて6月6日まで予約を受け付け5月24日から
1回目の接種がスタートとなります。

 

これまで他の先進国と比べて準備不足が叫ばれ、ワクチン接種が出来る医療
機関には電話やワクチン接種を希望する外来が殺到し混乱を招きました。

政府と自治体の連携が注目されるところです。

混乱なく接種が進むようであれば、マーケットも経済回復を期待して
目先はこれまで敬遠されていた旅行、交通インフラ、イベント関連など
への物色が向かう可能性があるとみています。

 

ポジティブに見ればワクチン接種で株価の上昇が欧米よりも出遅れた
だけにすでに上昇している欧米株を売ってまだ割安な日本株を買うという
動きが海外勢の中で巻き起これば再び日経平均株価は30000円を試しに
いく展開が期待できます。

 

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