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◆日経平均は6日ぶり反落も良い小休止に

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 28,549.01 -93.18
TOPIX 1,911.02 -9.65
マザーズ 1,145.88 -2.70
NYダウ 34,464.64 +141.59
ナスダック総合 13,736.28 -1.72
S&P500指数 4,200.88 +4.89

きのうの米国市場はダウ上昇、ナスダックは小幅下落と指数まちまちの展開でした。

朝方発表された22日の週の新規失業保険申請件数は40.6万件と事前予想の
42.5万件を下回り、昨年3月のコロナパンデミック以降過去最低水準を記録
しました。

 

さらにきのうは米国の1-3月GDPの改定値が公表されましたが個人消費が
速報値の10.7%から11.3%に上方修正されたことも支援材料となり景気
敏感株を中心に買われる展開となりました。

(新規失業保険申請件数)

一方でニューヨーク・タイムズがバイデン大統領が2022年度(21年10月-22年9月)
の予算案で6兆ドル(約660兆円)の歳出を求めると報じられています。

これを受けて、米政府が予算の財源確保のため赤字国債の発行を増やす
との見方が台頭、債券市場では債券売られ米長期金利は1.6%台に再び
上昇したことでハイテク株は軟調な展開を強いられナスダックの重しとなりました。

 

 

◆日経平均は6日ぶり反落も良い小休止に

きのうは世界の株価指数にあたるMSCIの日本株の組み入れの見直しが行われた
ことによる影響で東証1部の売買代金は5.6兆円の大商いとなる中、緊急事態宣言の
延長に関連したヘッドラインに反応する機械売買によって反落する展開となりました。

 

ただ結果的には米国市場が金利の上昇があっても割と堅調な展開で帰って
きていますし、夜中の日経先物も28880円と前日の現物から300円以上も高く
値を付けていることから良い小休止、下押しした場面は絶好の拾い場になった
とみています。

 

24日の概況では今週にも29000円を突破とお伝えしていましたが、ビットコイン
がまだ4万ドル前後で乱高下していることもあって惜しくも到達は難しそう
ですが、緊急事態宣言の延長による感染拡大の抑制、加えてと東京、大阪、
兵庫など主要都市でのワクチン接種が進むことへの期待感から海外の外部要因
で混乱が起こらなければ来週、6月相場に入ると早い段階で29000円をキャッチ
アップしてくるとみています。

 

 

◆今晩の米経済指標に注目

目先の警戒材料としては今晩発表される物価指標の4月のPCEコアデフレーターです。

PCEはFRBがCPI(消費者物価指数)よりもより重視している物価指標である
ために、各連銀総裁はこれまで「物価の上昇は一時的なもの」と明言して
いますが、事前予想の2.9%を大きく上回る結果が出たりすると、テーパリング
(量的緩和の縮小)にはすぐには動かないにしても、マーケットがその数字
に対して動く可能性があり、再びこれを材料に金利が急騰するようなことに
なれば、米国株安が来週の日本株の重石になってくる可能性はあるので
マザーズ中心のグロース株などを持たれている方は注意しておいてもらいたいと
思います。

(マザーズ指数)

何分大きな調整から勢いよく戻ってきただけに反落するとそのインパクトも大きく
なりやすいとみています。

 

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