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◆日経平均をアウトパフォームするTOPIX

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 29,441.30 +279.50
TOPIX 1,975.48 +15.73
マザーズ 1,204.63 +5.91
NYダウ 34,299.33 -94.42
ナスダック総合 14,072.86 -101.28
S&P500指数 4,246.59 -8.56

きのうの米国市場は3指数揃って小幅反落となりました。
今晩のFOMCの結果待ちで様子見機運が高まり、利益確定売りに押された
格好となりました。

またきのう公表された5月の小売売上高は前月比で▲1.35%となりましたが、
金額ベースでは過去最高水準の6000億ドルを3カ月連続で達成している状況です。

(米小売売上高とS&P500指数の推移)

同じタイミングで発表された5月の卸売物価指数(PPI)は前年同月比で
6.6%の伸びを示し、市場予想の6.3%を上回ったことで、先週の消費者物価
指数(CPI)の発表時には長期金利は低下する動きとなりましたが、FOMCの
結果を目前に控えていることもあって、この日はやや物価上昇が意識され
金利が上昇する動きがみられました。

足元の長期金利は一時1.5%まで上昇となっています。

為替相場を見ても、ドルの相対的な力を示すドルインデックスは90ポイントで
小動きしており、FOMCの発表待ちですが、もし金融政策方針の転換が意識されて
いれば足元では上昇していてもおかしくはありません。

しかしこれを見る限りテーパリングが意識されているフシはみられません。

(ドルインデックスチャート)

 

◆日経平均をアウトパフォームするTOPIX

きのうもお伝えしましたが、ようやく日経平均株価が75日線を突破し、上値を
試せる期待値も出てきました。

しかし、足元TOPIXをみると日経平均株価よりも一足先に75日線を突破し、上伸する
動きがみられています。

(日経平均株価 VS TOPIX)

5月来で2つの指数を比べると、TOPIXが日経平均株価をアウトパフォームしていることが
分かります。

きのう日本の時価総額トップ企業のトヨタが初の10000円を超える動きがみられたり、
バイオジェンとアルツハイマー治療薬のアデュカヌマブを共同開発したエーザイが
値を飛ばす動きがみられ、DXのど真ん中である富士通も押し目らしい押し目を作らず
右肩上がりが継続しています。

逆に日経平均採用の指数インパクトの大きいファーストリテイリングやソフトバンク
は今は資金流出が起こっている状態にあり、どうしても値がさ株優勢の日経平均株価は
この超大型の2銘柄が軟調になると上値が重くなります。
かろうじてTEL(東京エレクトロン)やファナックが腰の重いファストリ&ソフバンを
支え指数寄与している状況です。

トヨタが10000円を突破したということはそれ関連の銘柄も物色対処になる可能性が
あります。
中長期的なテーマといてのパワー半導体関連の富士電機や車載用マイコンのルネサス
エレクトロニクスなどは押し目を作りながら上昇基調を継続しており、「トヨタの
目が黒い間」は関連する銘柄へも物色が続くとみています。

 

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