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◆日経平均続伸、次の節目は??

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 28,884.13 +873.20
TOPIX 1,959.53 +60.08
マザーズ 1,170.13 +14.36
NYダウ 33,945.58 +68.61
ナスダック総合 14,253.27 +111.79
S&P500指数 4,246.44 +21.65

きのうの米国市場は3指数揃って小幅続伸となりました。
パウエルFRB議長の議会証言を控え取引開始後は様子見ムードから
スタートした米国市場は議会証言後、上昇する展開となりました。

注目だったパウエルFRB議長の会見では、インフレは想定より大きかった
としながらも、その影響は一時的だとし、「雇用の回復やコロナで滞って
いる世界的なサプライチェーンが正常化されるなど現状の供給制約が解消
されればインフレ率は2%の長期目標に向かうだろう」とコメント。

また「もしそうならなければFRBは必要な道具(金融政策の変更)を
使う準備ができている」とも付け加えています。

 

改めてFRBはインフレに対して一時的だとの認識を示し、インフレ懸念だけで
早急な利上げは実施しないことを改めて確約しました。

この会見内容を受けて米長期金利が下落、1.5%あった金利は1.4%台半ば
まで下落、金利低下を受けてアップルやマイクロソフトなどハイテク株
中心に買われる動きがみられ、マイクロソフトは時価総額で初めて2兆ドル
(220兆円)に到達しました。

日本の時価総額トップのトヨタが先日10000円の大台に到達しましたが、
時価総額ベースで見ると30兆円強ですので、マイクロソフトの時価総額が
どれほどのものか分かります。

前日は景気敏感株中心に買いが入りましたが、この日はハイテク株中心に
買いが入り、ナスダック指数は先週14日に付けた過去最高値を約1週間ぶりに
更新しました。

 

21日の概況で

◆相場は過剰反応、週初のパウエル会見で流れ変わる

週末は米国株がそれぞれ▲1%の下落となりましたが、はっきり言って過剰反応
だとみています。

すぐに金融引き締めが始まるわけではないですし、FOMCではパウエルFRB議長は
「テーパリング開始の議論について議論した(‘talking about talking about’
bond tapering)」とかなり慎重なヘッジ文言に終始しており、今回の市場の
反応に対して、22日(火)に何らかの火消しに走ってくるとみています。

日経平均株価の下値は28000円でどこまで週半ばから後半でどこまで戻せるかと
いったところです。

とお伝えしていたように、日経平均は月曜日こそ27795円とほぼ28000円で
下げ止まり、きのうはその下げの3分の2程度を最早戻す格好となりました。

本日も日経平均株価はパウエルFRB議長の会見を受けて、安心感から続伸する
とみています。

 

ただきのうもお伝えしていたように、今週は重要なイベントがまだ控えている
こともあって、上値も重く28800円~29100円で重くなるとみています。

無事BOE(イングランド中央銀行)の金融政策会合、週末のPCEデフレーター
の結果を無事通過してくれば、ワクチンの接種率の高まりや感染者数の減少
といった国内の好材料に注目が向かうとこの節目を突破してくれる可能性も
あるとみています。

いまの市場の注目テーマは引き続きアフターコロナ関連、中長期で半導体関連、
短期的ですが9月に向けた選挙関連銘柄になってきます。

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
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