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◆ロシアゲート疑惑における3つの乱高下シナリオ

こんにちは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

日経平均2万円が近くて遠い状況が続いていますが、ファンダメンタルズ面からは日経平均のPERは14倍代前半を示し、十分割安な水準にあります。

 

過去のPER平均が15倍であることを考えればきのうの時点で予想1株利益(EPS)は約1394円ですので、日経平均株価もまた21000円近くあってもおかしくはありません。

 

しかしそんな状況で株価が上がらないのはファンダメンタルズ(業績)以外の理由があるからに他なりません。

 

業績面からは割安であっても、今の市場環境ではそこまで買い上がるモメンタム(勢い)が欠如しているというわけです。

 

その最大の理由はトランプ大統領の進退にも関わるロシアゲート疑惑の不透明材料であることはお伝えしている通りです。

 

米国の足元の経済状況を見てみても、4月の住宅指標はやや伸びが鈍化したものの、鉱工業生産や食品、エネルギーを除く生産者物価指数(PPIコア)など予想を上回る着地となり、アトランタ連銀が発表する即時性の高いGDP NOWも足元では4.1%成長と良好な内容であることは変わりありません。

 

gdpnow170516

 

FRBも年にあと2回の利上げを予定していますが、この足元の良好な指標を鑑みれば6月の利上げはほぼ確実なものとなってくるでしょう。

 

FF金利先物レートから算出される6月の利上げ確率も78.5%と高水準です。

fedwatch170523

 

 

これだけ良好なファンダメンタルズ、金融政策期待に支えられながらもドルの堅調な上昇はみられず、ドル円は111円台をはさむ展開が続いています。

scalefactor1705

通常運行であれば、経済状況と金融政策だけに注目をすれば良かったのですが、今回これにトランプ政策実行の可否が横たわっているためこれが教科書通りのドル円上昇とはなりにくい相場展開を作ってるわけです。

 

ドル円相場と今日の日本株はリンケージして動いているため、ドル上昇の重石はダイレクトに日本株の上昇に歯止めを掛けます。

 

 

 

◆この先しばらくはリスクオフ、リスクオンが交錯する展開に

連日メルマガやブログも更新してお伝えしていますが、目先はトランプ大統領が大統領選挙でロシアと共謀して選挙戦を有利に進めていたかどうかの事実確認が相場を揺り動かす最も大きな材料となってくるでしょう。

 

つまり 「FBI VS トランプ陣営」ということです。

 

FBIが物的証拠を掴もうと触手を伸ばす一方で、トランプ陣営が本当にロシアと共謀していたならばその証拠を隠滅するために画策するでしょう。

 

そのときにFBIが「こういう事実が出てきた」と材料を提示すれば株価は下がり、それに対してトランプ陣営が「それはこういう理由だったため直接的な関係はない」とけむに巻けば市場は大丈夫なのかな?と安心しリスクオンの向きが強まり株価は上がります。
トランプが弾劾訴追されるか、証拠不十分で無罪放免となるか、この決着がいつ着くのかは誰にも分かりません。

しかしながらこの鍔迫り合いがこの先しばらく続くようですと不透明感は晴れませんので下がる要因となるでしょう。

チャートのイメージでお伝えするなら「下げ上げを繰り返しながら下げトレンド」になるということです。

 

今回の展開には3つのシナリオが描けるでしょう。

 

1:トランプ大統領の弾劾裁判 → 決定直後は下げるもののその後上昇

2:無罪放免 → 不透明要因の払しょくで上昇

3:答えが出ないまま長期化 → 不透明要因が晴れないため緩やかに下落

 

 

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