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◆日経平均1株利益は1220円でドンピシャでした

2017.04.05

こんにちは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

日経平均株価は19000円を割り込み、軟調な地合い展開が続いており、本日は51円高の18861円で大引けを迎えました。

 

1月に行ったマナカブ生限定の相場展望セミナーで、「17年3月期の日経平均の1株利益は1220円程度になるだろう」とお伝えしていました。

 

3月の初旬に時間差でその内容をブログでも公開しましたが、3月31日付での日経平均の1株利益は1220.74円でまさにドンピシャという結果になりました。
(参照:◆バリュエーションから考える日経平均株価の適正価格

 

為替の水準もドル円は75日移動平均線が3月31日時点で1ドル=114.08円台で推移していましたので、こちらも僕が予想していた115円程度から1円差で動いていたことになります。

 

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株価を動かす材料は大きく分ければ業績とセンチメント(投資家心理)です。

そしてそのベースとなるのが予想1株利益(EPS)です。

上図を見てもらえれば一目瞭然ですが、EPSが下がれば株価も下がり、EPSが上がれば株価も上昇します。

 

15年の夏場は中国株バブルが崩壊し、その影響が日本株の下落を招きましたがこのときはEPSは大きく下落していなかったため、マナカブ生には「年末には値を戻すのでチャンス」とお伝えしていました。

 

日経平均はその後15年の暮れにかけて値を戻す展開となっていることがお分かりいただけるかと思います。

逆に昨年の1-2月のようにEPSも株価も下がり続けている場面ではいったん逃げておいた方が安全です。

業績が下がり続ければその影響を受けてまずは投資家心理が冷え込み株が売られ、企業業績への影響が不透明なままであるとどこまででも下げ続ける可能性があるからです。

 

また、16年の5月は3月決算企業の本決算の発表時期に当たるため、次期予想を反映したEPSに修正されるため大きくEPSがブレることになります。

あと大きくEPSがブレやすいところでいえば、中間決算の発表時期に当たる11月、3Q決算の発表時期に当たる2月ごろです。

 

このときに輸出関連企業は今期業績見通しの前提となる想定為替レートを見直して、それに伴って業績予想を変更してくることが多く、EPSが大きく変動する時間帯となります。

 

漏れなく今年2月のEPSの急上昇は、トランプ政策期待で急上昇したドル円を反映して企業サイドが想定レートを見直したことで業績の上方修正を発表したことから来ています。

 

特に輸出関連の企業業績は為替とパラレルに連動しており、円高となれば業績は下振れし、円安となれば上振れする。非常に分かりやすい。

16年の前半は対ドルで120円を超えていた円安水準からブレグジットの歴史となった6月24日の英国の国民投票には一時99円台前半まで円高が進行しましたが、上図のEPSもそれにリンケージして下落したことが分かります。

 

つまり企業サイドも円高に振れることで見通しを弱気に修正したため、このときはEPSが右肩に下がるという展開になりました。

 

個人投資家の皆さんには1株利益を意識して投資戦略を練ってもらえればパフォーマンス向上にもつながるかと思います。

 

これを踏まえて、次回は「今期の予想EPSはいったいどれくらいになるのか?」mamekabu2

について書きたいと思います。

 

 

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