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◆トランプ弾劾を背景とした株価下落 終わりの始まり

こんにちは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

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5月17日、米国市場はダウが372ドル安の20606ドル、S&P500指数は43ポイント安の2357ポイントと久しぶりに目の覚める下落となりました。

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この背景にあるのは経済ニュースに敏感な方なら既にご存知のことかと思われますが、ロシアによる昨年の大統領選挙への関与です。

 

具体的には今月9日にロシアによる昨年の米大統領選への関与を捜査しているとした米連邦捜査局(FBI)のコミー長官を突然解任したことで、上記の選挙戦の際のロシアとのつながりの捜査を妨害しているのではないか?という疑惑が持ち上がっており、1970年代のニクソン大統領が起こしたウォーターゲート事件と似ていることから「ロシアゲート」と呼ばれるようになりました。

 

これに続いて10日にはロシアの当局者に機密情報を漏えいしたとの報道も出て益々ロシアとの関係が疑われる事態へと発展しました。

 

そして、一部報道では「トランプ大統領が弾劾されるのではないか?」という意見が出ており、これが政治リスクとして今回の株価下落につながったわけです。

 

しかしながら、弾劾される場合明らかな犯罪・違法行為があった場合であるため、ロシアに機密情報を漏らしたこと自体は違法ではありません。

焦点となるのは、昨年の選挙戦でトランプ陣営とロシアが結託して選挙相手だったクリントン氏に打撃を与える工作を進めたのではないかという疑いがあったかどうかです。

 

トムソン・ロイターのニュースによると、昨年11月の選挙前の7か月間で、トランプ陣営が電話やメールでロシア政府関係者やロシア大統領府に関係がある人物に少なくとも18回接触していたことが明らかになったと報道しています。

http://jp.reuters.com/article/usa-trump-russia-contacts-idJPL4N1IK3H0

 

このロシアゲート疑惑が高まり、弾劾裁判という流れが強まれば、米国株安、ドル安となり、円高が進行することによって対日本株にとっても下落要因となってくるため警戒が必要となります。

 

◆ダウは年後半まで高値更新はなくなった

http://manakabu.com/post-7711/
◆今の米国市場は「冷静と情熱のあいだ」にある

 

3月に書いたブログでもお伝えしていましたように、ダウは3月1日につけた高値21169.11ドルを少なくとも年後半までは更新することはないだろうとお伝えしました。

今回のトランプ大統領訴追の話しが出てきたことによってさらにその確度が高まったと言えるでしょう。

 

トランプとロシアが繋がって選挙戦を有利に進めていたことが嘘か誠かなんてことはどちらでも良いですが、市場がもっとも嫌うこと、それは不透明要因です。

 

トランプが弾劾されるのかどうか。

 

この不透明要因が払しょくされるまではしばらく米国株、ドルは軟調な地合いとなりこれが日本のマーケットにも悪影響を及ぼすことになるでしょう。

 

業績面からみる日本株のファンダメンタルズは悪くはないのですが、今回ばかりは政治リスクという横槍が入っていますのでトランプ政策期待でそれを見越して買われていた米国株はその期待剥落で現実的な株価に値を戻すことになるでしょう。

 

そのときに割安な日本株に外国人投資家が目を向ければ日本株の下落は限定的となりますし、ドル安円高が進行し仮に1ドル=105円、100円というような展開になるようであれば、輸出関連企業の今期の業績見通しに暗雲が立ち込めますので日本株の割安感はなくなり米国株同様に日本株も下落する要因となってきます。

 

こればかりは時間が経ってみないことには分かりませんが、一つ言えることはこのロシアゲート疑惑が疑惑で終わろうが、疑惑が事実となろうがその答えが出たときに株価は大きく反発することになるでしょう。

 

すぐに下げが止まることもあれば、今年一番の大暴落に発展する可能性もあります。

 

 

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